校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2025/09/14

(9/14)6500人を照らした輝き、また来年へ――開成祭終わる

13日(土)・14日(日)、おかげさまで第60回開成祭は盛況のうちに終了しました。

初日約2800人、2日目が約3700人、両日合わせて6500人あまり!と、例年より1か月早めた日程、しかも他校さんと文化祭が重なっているにも関わらず多数のご来場をいただきました。

 

ご来場のメインは生徒のご家族、そして中・高受験生とご家族、地域の方々であったと思います。あらためて心から感謝申し上げます。(あ校長だ、と今回もあちこちで気付かれました。ありがとうございました)

 

また地域の方々には周辺の混雑等で大変ご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げますとともに、ご理解ご協力に心から感謝申し上げます。

 

――私の2日間を振り返ってみますと…

↓ 13日朝はまず新潟での西関東大会に向かう高校吹奏楽部を送り出し…

(追記:14日西関東大会では金賞!惜しくも10月の東日本大会進出は逃しましたが本当にありがとう、お疲れ様!)

 

↓ 予定より若干早く10時前、初日スタート。あいにくのスコールのような雨が

 

――さて私の楽しみは、“文化を地で行く” 発表です。

↓ まず「リーディングライブ」を。高校の探究授業「愛知和ラーニング」受講生による朗読劇で、数回の授業で取組んだだけとは思えない趣きを感じました

↓ 写真部。どのカットも絶妙な切り取り、素晴らしいセンスだと感じました。今気づきましたが右寄りに私の部活指導中の写真がありますね

↓ 高校・演劇放送部劇「CLOSED」は青春群像劇。終了後、ディレクターの2年・H君「僕ではなく役者の人たちが素晴らしかったんです」と謙遜

↓ 校舎に戻ると鉄道研究同好会は親子連れでギッシリ。お子さんも親御さんにもミニ鉄道運転を楽しんでいただきました

 

――昼過ぎ、校門前のロータリーでは今年の新企画・サルサ(ラテン的フォークダンス)が行われ、私も参加

↓ 生徒・卒業生・保護者様と手を取り合ってのダンスは楽しいひと時でした。一人だけ教員が…楽しさが伝わってきます

↓ 午後の最初はコーラス部先日の大会でみごと金賞・特別賞!少ない人数でも素晴らしいハーモニー。「つたえたいことがあります」・「ふるさと」、聞いていた高3生いわく「涙が出た」と

↓ 高校書道選択者の展示。授業課題「自分の選んだ一句」を前に。素敵な句と書でした

↓ そして書道部。釘書き流の自分としては毎年のことながら圧巻、心から尊敬します

↓ 図書館では図書委員会のユニークな展示。作者作品を国で考えることはあまりないので新鮮

↓ 図書委員会の隣では文芸メディア部。今年の作品集、読ませていただきます

↓ 今年大変だったのが書道部。例年の屋外パフォーマンスが、13日は開始直後スコールに見舞われ、直後に屋内でリベンジ。それでも多くのお客さんから拍手

↓ そして14日は屋外にて無事成功!来場の皆さんも部員たちも大満足でしたね

 

――今年の中学生たちも独自の取組みが光りました。

↓ 中学吹奏楽部、立ち見が出るほど盛況

↓ 中2のよさこいソーランは勇ましく見ごたえがありました

↓ その中2は学年探究テーマ「日本」に基づく企画、ミニストラップづくり

↓ 中1は学年探究テーマ「環境」に基づいてSDGsワークショップ

↓ プレゼンもだいぶ上手になりました

↓ SDGsクイズコーナー。私は5問中2問しか正解できずSDGs知識王を逃しました(笑)

↓ 中1のリサイクル芳香剤づくりが大人気。不要の保冷剤の生まれ変わり

↓ そして中3は国際平和研修で行った「沖縄」がテーマ

↓ ミサンガ作りが人気でしたね

↓ 中学理科室では科学部が。中3・Tさんの白衣が格好いい

↓ 今年も一貫部後援会さんが楽しい企画でおもてなし。「開運ガチャ」、美味しいドーナツも…

↓ 同じく一貫部父母の会さんの小物づくりも盛況でした

写真がなくて残念なのですが、「ハーバリウムづくりどこですか?」と訊かれたので高校部父母の会さんをご案内。向かいの高校部後援さんは制服リユース・ドリンク休憩で学校映像も見られる趣向になっていました。

 

あらためてご来場の皆様、今年も大変ありがとうございました。

 

文化祭実行委員の生徒たちは本当にお疲れさまでした。とくに実行委員長の高2・Oさんが最後に在校生に放った言葉「第61回目はみんなに任せた!」。やり切った気持ちがよく伝わってきましたよ。

 

陰でフォローにまわっていた担当教員のことも、生徒たちは分かってくれていましたね。

テーマ「新星」のように全生徒・教員が放った強烈な輝きは、来場者の心を照らしたばかりか来年まで届く光となったのではないでしょうか。